インサイトは直訳すると「洞察」や「物事を見抜く力」という意味になります。そして、ビジネスに関係するマーケティングにおけるインサイトの意味は、「人を動かす隠れた心理」という意味になります。

今の時代は、「モノが売れない時代」といわれて久しく、品質良く手頃なことも当たり前になっています。その中で、消費者が商品やサービスを選んだ理由も、商品やサービスを選ばなかった理由も明確ではないとても曖昧な状況です。そんな中注目されるのが、インサイトマーケティングです。

インサイトマーケティングとは、満たされている人が多い時代に、「ニーズ（需要）を見つけて商品をつくる」のではなく、「ニーズ（需要）からつくり出す」ものとなっています。

そこで当プログラムでは時代に合わせて印象づくりするときインサイトマーケティングを意識し、インサイトアビリティという視点をメソッドに取り入れ、スタイルをご提案しております。



今顧客に重要視されるのは価値や体験です。私たち売り手は顧客となり得る人の置かれている状況・環境・条件を理解し、そこから考えうる顧客が必要とする何か、つまり「インサイト＝顧客自身も気がづいていない無意識の心理」を発見しなくては、新たなニーズ（需要）をつくり出すことは非常に難しいのです。

上記でお伝えしたようにインサイトはまだ欲求さえない状態ということを意味しています。

顧客自身も気がづいていない無意識の心理とは商品やサービスを利用してみて初めてわかる感情だったり、当たり前のこととして見過ごしている課題、この辺りを見ていく力として洞察力や見抜く力が必要になるのです。つまりはインサイト＝売り手の洞察力、顧客の無意識の心理どちらにとってもこれからの時代にとても重要なチカラとなります。

さて一方、アビリティとは、直訳すると『才能』何かができる、その腕前というかレベル、特定分野の才能、技量、能力という意味で、物事が上手にできる力量や能力といった意味で使われます。スキルと似ていますが、技術的な訓練によって身につけたものであるのに対して、アビリティは人を総合的にみたときの「ビジネスパーソンとしての価値」とも言えます。具体的に言うと、業務への適性、知識を身につける能力、問題解決への能力、ビジネスや市場の知識、行動力、仕事へのモチベーション、自己コントロール、コミュニケーション能力、人間関係構築への能力などを総合的に見ていきます。

このように能力のレベルをどのような価値があるか見極めて、ビジネスに活かしたり、隠し持っている才能を引き出し磨き、個人の価値をより高めることを私のプログラムでは行なっており、それをインサイトアビリティメソッドと呼んでいます。




一般的には、商品サービスやブランドの理念やコンセプト・バリューをそれぞれの特性、魅力、価値、品質を最大限に引き出し、最適なビジュアルイメージを構築するときの全ての要素を指します。そして、マーケティングやプロモーションなどの詳細なルールを規定する時にこのビジュアルアイデンティティが必要となるのです。

当プログラムでは、ブランディングの要素である『個』に焦点を当てて、個人個人の見た目、伝え方などを含む印象づくりに置き換え、個人ブランドの力を高めることを行なっております。

ブランディングする際に、人間の五感の中で視覚が9割近くを占めていることを忘れてはいけません。その視覚に対して影響するものを大切にすることは、商品サービスが世間に拡まることを促進するのです。

ブランディングとはブランドを視覚的に統一し魅せ、ブランドイメージを理解浸透させる行為です。ここでいうビジュアルアイデンティティとはあなた個人のアイデンティティ（内面）をビジュアル（外見）に表現することを意味しています。

個の時代ですので、あなたの個性と強みと価値で顧客を引きつけビジネスを楽しんで行いましょう♪